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調教師や厩舎の人は馬優先の生活の中で信頼関係を培うから、馬は重いソリでも最後まで引っ張って仕事を全うしようとします。それは開拓の時代から変わりません。本当に嫌なら1トンの馬体がびくとも動きません。馬はそういう動物です。ばんえい競馬を見に来たイタリア人の調教師が、第二障害に苦戦する馬の姿にいったんは心を痛めたそうですが、ゴールまで見て考えを変えたそうです。馬との信頼関係がなければ、ここまで馬を動かせない、最後まで仕事を終わらせることができるのは、厩舎の人間が馬を大切にしているからだ、と感心されたそうです。