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小雪の降り注ぐホワイトデー

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    マクロ用LED照明使用

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    きこりん@木古林直樹

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    アライグマの対応に追われているこの数日、それまで毎夜遊びに来ていたキタキツネのTsukiは全く登場していなかった。 そんなことから、アライグマが登場する日にはキタキツネは現れず、キタキツネが登場する日にはアライグマは現れないのではないかと考察している。 アライグマの場合、木に登ったり畑を荒らしたりはするものの、それ以外の生活環境や食性などはキタキツネとほとんど同じなので、互いに敬遠し合っているのかもしれない。 さて、ホワイトデーの3月14日は深夜の1時過ぎと、つい先ほどの夜7時過ぎに、数日ぶりにTsukiが現れた。 連日のアライグマとの攻防の中で、改めて「野生動物は物音を立てない」と再認識した。 つまりTsukiは、野生動物にはあるまじき行動をとっていることになる。 これまでも何度も記述してきたことだが、Tsukiは「来たよー!」とばかりに、わざわざトタン板に飛び乗り音を立てて私を呼び出そうとする。 音に誘われて外に出てみると「待ってたよー」とばかりに、玄関先にちょこんと座っているのだ。 そして今日も「ヴァレンタインデーのお返しはぁ?」とでも言いたげに、雪山の上で待っていた。 「あれ?ヴァレンタインデーって何かくれたっけ?」と写真を撮りながら問いかけてみても、いつものツンデレおとぼけな顔してレンズから目をそらす。 さぁ、どうしたらTsukiは喜んでくれるんだろう? おねだりされても何もあげるものもないので、数枚のグラビア撮影を済ませると、Tsukiのいる雪山に匍匐前進で這い上がってみた。 北海道の季節もようやく三寒四温となり始め、背丈を越えるほどの積雪も解け、容易く登れるほどになっている。 這いつくばったままTsukiに近づくと、怪訝そうな顔をして慌てて飛び退く。 またそこに這いつくばって行くと、Tsukiが飛び退く。 いつしか家の庭から裏山まで続く雪原が、私の這いつくばった後で埋まっている。 その上を、ホワイトデーの夜に降り注ぐ小雪がまた白く塗り潰していく。 永遠ではない一瞬が紡がれていく。

    2019年03月14日21時37分

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