ち太郎
ファン登録
J
B
僅かなタイミングのズレで人生は変わる。 これまで生きてきてつくづくそう思う。 ホームの端で待つ彼女は乗らなかった。単に急行が止まらない駅に降りるために次に来る各駅停車の電車を待ったのにすぎないかもしれない。 妙な歪みは時折都市が見せる構造の一部だろうか...。 彼女の未来が明るくなるように願いたい。 FD28mm/F2.8 1/125秒 f4 FUJI記録用カラーフィルム100
>doctorwho様 おかじゅうですか、知りませんでした。写真の左後ろに出口があって、それを出ると綺麗なバスローターリーのようになっていました。 私はあまり縁がなかったので、昔の姿は解らないのです。 コメントありがとうございます。
2018年11月09日15時53分
>koharu@様 電車などは、来なければ乗れないので、ある意味一方的な時間の押しつけになってしまうような。徒歩で動くのとは異なるかなあと感じた訳ですが..。私の電車事故ではないですが、微妙なタイミングのズレが---なんて、考えちゃいました。 いつも嬉しいコメントありがとうございます。
2018年11月09日15時56分
>tadamiy様 奥が深いコメントをいただきました。 確かに願う前にまず祈るということは大切だと思います。欲することより、まず感謝することが先--と同じですね。 ありがたい書き込み恐縮です。
2018年11月09日15時59分
電車に乗らなかった彼女を見て、彼女の未来を願うち太郎さん。 ち太郎さんの優しいお人柄が出てて、とてもあったかい気持ちになりました。 真っ只中にいる時は先が見えないけれど、向こうに輝く光は きっと彼女の未来につながってるんやろなぁと思いました。(*^^*)
2018年11月09日16時34分
>いずっち様 優しいなんてお恥ずかしいです。未来は解らないということを表現したくて、電車の先も明るく飛ばしてみました。もしかすると暗いかもしれませんが、できれば若者の方たちにとって明るい未来であるように願います。 いつも暖かいコメントありがとうございます!
2018年11月09日23時49分
>オズマ様 そうなんです。オズマ様のおっしゃる通り、カメラライフの方々は何分の一秒という世界を熟知していますので、時の流れは体に染み付いていますね。 いつも嬉しいコメントコメントありがとうございます。
2018年11月10日00時28分
焼き上がった写真を見つめながら、ふとこんな考えが頭を過ぎった。 -彼女は列車を待っていたんじゃなく、誰かを待っていたんだとしたら・・・?- 私は写真をすかさず胸のポケットにしまい、何かに導かれるように再びあのホームへと足を運んだ。 もちろん、そんな都合よくまた彼女がそこに居るはずもない。 -彼女は一体何を待っていたんだろうか?- 私は少々ガッカリしつつも、ベンチに近寄って行った。すると、ベンチの上に一枚の便箋が折りたたんで置かれてあるのが目に入った。私はそれを手に取り、ためらいもなく広げてみた。すると、便箋の中央には、少し崩れかかった文字でこう書かれてあった。 「ち太郎さん、私、あなたを待っていたの」 私は軽い眩暈を覚え、ベンチの上にへたり込んだ。そして、胸のポケットからあの写真を取り出し見直してみた。そこには女の姿はなく、再び眩暈を覚えたと同時に中央の白い光が、徐々に放射状に広がって行き、やがて印画紙は白い白昼夢に覆い尽くされてしまった。 By Pepelontano著『白昼夢』 ・・・ナンチャッテ(笑
2018年11月10日02時40分
>ペペロンターノ様 白い白昼夢--そうきましたか!面白い流れで、超短編は素晴らしいです。こういうショートストーリーのカテゴリーはありますよね。私も自分をかえりみずに小説家を目指していた時期がありまして、色々な応募小説をいたしましたが、撃沈ばかりでした。小説現代新人賞の最終選考10人に残ったことは2度ほどありましたが、それっきりです。 嬉しいショートストーリーのコメントありがとうございます!
2018年11月10日18時41分
キャプションを読まずに見ると、突然の閃光で日常が消えていくような感覚に陥りました^^; ち太郎さんの意図したところでないと思いますが、そんな妄想を喚起する面白い作品ですね♪
2018年11月11日17時53分
>う電車好き様 朝は見送れませんね。確かにそれをできる人は余裕です。これは通勤時間帯ではありませんので、乗降客も少なくてこういう光景が撮れました。 コメントありがとうございます!
2018年11月16日00時03分
イルピノ
素晴らしい世界観、ストーリーがある切り撮りですね。 写真はその瞬間を切り撮りますが現実は常に動いている、経過しているんですね…… そんな、動と静を感じる1枚です(^-^)/
2018年11月09日09時43分