同じ観光客のほんわかカップルが伝説の剣(ねこじゃらし)を携えていながらも一匹の悪魔(的に愛くるしい毛玉)に魂を売っていました。その様子を恐る恐る近づいて見てみると神槌ミョルニル(nikon d750)を携えていた筈の私もその狡猾な手口になすすべなくいつのまにやら魂売っちゃってました、380円程の価値でした。彼のそのあどけなさは構想されたシナリオなのか、そして私たちはその上で転がされるしがないエキストラに過ぎなかったのか。今の僕らには知る由もない様相であることには違いない。

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