旅鈴 ファン登録
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扉がギ~と音をたて、中から開いた。 ぼくは思わず後ずさりした。 そこに居たのは黒い衣装で鎌を持った女性だったのだ。 えっ~、死神~? すると、 「ほほほほほ」と鈴を転がすような涼やかな声がした。 「ごめんなさい、驚かせてしまったわね。 これは世を忍ぶ仮の姿。 これだと、怖がって誰も近寄らないのよ。」 そんなの、趣味が悪いよ。 「あなたは誰ですか。ここはどこですか。ぼくに何のご用ですか。」 その人は微笑んで、 「まあまあ、中へお入りなさい。」 とぼくの手を取った。 つづく
そうですよね。眼の悪い人ならば姿かたちにとらわれず、声なんです。 見ないほうが、見えるんですよね。 でもこの衣装素敵ですね。大鎌を振り回そうとしたら振り回されてしまうのでしょうけれども。
2018年09月23日09時56分
おや、いきなり死神! 私も一歩後ずさりました。いや椅子だから一歩は無理か。・・のけぞりました。 それにしてもすごい鎌・・。 鈴を転がすような涼やかな声の死神? ちょっと興味あるかも。
2018年09月23日12時58分
ミー姉ちゃん、 タグをたぐっていくのも、別の方法ですね。 独自のタグなら、自分のだけが収集されているし。 ふふふ、気がつかれましたか、鈴と涼しい、それに鈴の絵。 鈴が関係してくるかも。 聖飢魔Ⅱは知りません。剽窃にならないことを願っています。
2018年09月24日00時13分
企迷羅鼠(kimera)様、 はい、この方は見かけはこわいけど、それは外見で判断するからです。 こころの奥は天使なのですよ。 おっと、いけない。 でも千里眼の企迷羅鼠(kimera)さまはお見通しかも。
2018年09月24日00時20分
yoshi.s様、 ちょっと荒っぽい展開ですが、自分で書いて自分で読んで、 これからどうなるのか、はらはらしています。 まずは自分で楽しめるか、ですね。 皆様にも同じように楽しんでいただけるといいのですが。 文学少女の御伽噺にならないよう、気をつけるつもりです。
2018年09月24日00時26分
michy
昨年の夏祭りコンニチ改めて見ています。 いい死神を見つけましたね。 でも鈴を転がす涼やかな声、安心しました。 世を忍ぶ仮の姿・・聖飢魔Ⅱを連想してしまいした。 物語はいよいよですね~ 楽しみです。
2018年09月23日09時33分