漆黒に奔る光点手を振れば過去の光を運んでくるよアールヌーボーのガラス作家　ドーム兄弟の作品。展示の背面が鏡。こちらの面のガラス反射によって合わせガラスのようです。

コメント2件

企迷羅鼠(kimera)

一見ガラスと思えないところが、ドームが「新しい芸術」としてこの壺で目指したところかもしれませんね。「アール・ヌーヴォー」という言葉を初めて耳にしたのは、美学の講義だったように思います。記憶に間違いがなければ、、オスカー・ワイルド『サロメ』の挿絵を見せらました。これが契機で『サロメ』の英訳を読みました。

2018年09月23日12時27分

企迷羅鼠さん　コメントありがとうございます。また「アール・ヌーヴォー」と　ちゃんと記載していただいてありがとうございます。　エミール・ガレは奇想の人としてアール・ヌーヴォーの概念を形づくりましたが、ドーム兄弟は確かなバラエティに富んだガラス技術で、一見見た感じはそれまでのクラシックなものに合わせながらも、ガラスの新しい素材感で驚かせたと思います。また経済的にもアールヌーボーを大衆化させた人だと思います。昔の海外詩の翻訳は素敵でしたね。日本語そのものが芸術だと思います。　

2018年09月23日16時44分

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