めさめさ
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J
B
死者へ弔いの炎を燃やす人々。 だが何か違う。戯言でも希望的観測でもなく、しかし何か明確に違う。 死者への弔いの炎は爆発によって作り上げられ、それを取り囲む兵士達は皆歓声を上げ、まるでその様子を楽しんでいるよう。 やがてその炎は大きく熱くなり、凍結した兵器達を再び目覚めさせる。文字で示された弔いは誰の為のものなのか。 偽りの弔い。新たなる戦いの狼煙。 戦争は終わったのか?本当に? であれば誰が決めたのだろうか。 誰が決められるのだろうか。 今日は終戦の日。炎は煌々と燃え続ける。