リストリン
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百日紅の花をよく観察すると何やら複雑である。 ヒョロット長い雄蕊らしきもの、派手な黄色の雄蕊らしきものが混在している。 実は、両方とも雄蕊なのだが黄色の方の花粉には生殖能力は無く専ら昆虫を誘因するためにある。 グルコースが長い雄蕊の花粉の1・52倍あり食料として優れているそうです。 何という強かさ!何という涙ぐましい努力!虫媒花としての恐るべき戦略です。 付け加えると、受粉の終わったあと長い雄蕊はクルクルと内側に巻き込まれるのだそうです。完璧です。