ホーム きこりん 写真一覧 予備軍 きこりん ファン登録 ユーザートップ 写真一覧 ギャラリー お気に入り ファン ファンになっているユーザーの写真 ファンになっている ファンになってくれている 予備軍 お気に入り登録103 3402件 D E 2018年07月29日05時30分 J B
コメント2件 きこりん 予備軍 昨夜(2018.7.29 午前1時過ぎ)、聞き慣れない物音が外から聞こえた。 何だろう?と思い見てみると、コイツが箱罠に入ってもがいていた。 「なんでまた日曜に・・・^^;」と思った。 引き取りに来てくれるはずの役所が休みなのだ>< 「月曜まで生活を共にしなくちゃなんないな・・・」と思いながら 撮影用のLED照明で箱罠を照らしていると、2頭のアライグマが現れた! 母親と兄弟だ! 空が明るくなるまで、数分おきに周囲をうろうろしていたので 迂闊に外に出ることができない。 照明の明かりや、物音ぐらいでは逃げもせず 空が白み始めたころに、ようやく姿が見えなくなった。 捕獲したアライグマは、聞き慣れない声で盛んに鳴きながら 箱罠の隙間から手足を伸ばして何かを掴もうとしていた。 養生に使ったビニールの残骸が近くにあり、それに手が届きそうになっていたので 周囲に何もない玄関先のコンクリートの上に箱罠を移動させようと考えていると また、1頭のアライグマが現れた。 子連れではなく、体も少し大きいことから、さっきのとは違うとわかった。 おそらく、戻ってきた母親から情報を聞き様子を見に来た父親だろう。 しばらく箱罠の周辺をうろついていたが、外へ出ようとしている私の姿を見つけ 慌てて逃げ去り、裏山に続く林道へと消えて行った。 少なくとも、この子の他に3頭のアライグマが近くにいることが分かった。 外は既に明るくなり、照明無しでも写真が撮れるほどになっていた。 箱罠の中のこの子は、おそらくは生後4か月ほどだろう。 まだ何も悪いことはしていない。 罪は、父と母にあり、この子には何の罪もない。 しかし、まだ・・・今は・・・ということであり、予備軍である。 可愛さに絆されて、つい、野に放ってしまうと 遅くても秋には田畑を荒し、ゴミステーションを荒し 廃屋に住み着き、来年には子孫を増やす。 その寿命は、野生下では2~3年と言われるが 人工飼育下では14年ほどにもなるという。 そして、北海道の野生環境は人工飼育に等しく、少なくとも7~8年は生きることだろう。 とりあえず今は、もう一晩、一緒に暮らさなければならないのが憂鬱だ・・・ 絶対に農業被害を出さないと約束してくれるならなぁ・・・ 無理だろうなぁ・・・ 2018年07月29日05時31分 Byco 罪は、可愛さとブームにつられ飼いだしたは良いものの、手に負えなくなって野に離した人間です。 飼えなくなったら放たず殺す、それくらいの覚悟がないと生き物は飼えないと心得るべきです。 心労お察ししますm(_ _)m 2018年07月30日09時00分 新規登録・ログインしてコメントを書き込む コメントを書き込む 最近お気に入り登録したユーザー aomimi ファン登録 ヴィックリ ファン登録 こう月 ファン登録 らむりん ファン登録 想空 ファン登録 智- ファン登録 k.ange ファン登録 ninjin ファン登録
きこりん
予備軍 昨夜(2018.7.29 午前1時過ぎ)、聞き慣れない物音が外から聞こえた。 何だろう?と思い見てみると、コイツが箱罠に入ってもがいていた。 「なんでまた日曜に・・・^^;」と思った。 引き取りに来てくれるはずの役所が休みなのだ>< 「月曜まで生活を共にしなくちゃなんないな・・・」と思いながら 撮影用のLED照明で箱罠を照らしていると、2頭のアライグマが現れた! 母親と兄弟だ! 空が明るくなるまで、数分おきに周囲をうろうろしていたので 迂闊に外に出ることができない。 照明の明かりや、物音ぐらいでは逃げもせず 空が白み始めたころに、ようやく姿が見えなくなった。 捕獲したアライグマは、聞き慣れない声で盛んに鳴きながら 箱罠の隙間から手足を伸ばして何かを掴もうとしていた。 養生に使ったビニールの残骸が近くにあり、それに手が届きそうになっていたので 周囲に何もない玄関先のコンクリートの上に箱罠を移動させようと考えていると また、1頭のアライグマが現れた。 子連れではなく、体も少し大きいことから、さっきのとは違うとわかった。 おそらく、戻ってきた母親から情報を聞き様子を見に来た父親だろう。 しばらく箱罠の周辺をうろついていたが、外へ出ようとしている私の姿を見つけ 慌てて逃げ去り、裏山に続く林道へと消えて行った。 少なくとも、この子の他に3頭のアライグマが近くにいることが分かった。 外は既に明るくなり、照明無しでも写真が撮れるほどになっていた。 箱罠の中のこの子は、おそらくは生後4か月ほどだろう。 まだ何も悪いことはしていない。 罪は、父と母にあり、この子には何の罪もない。 しかし、まだ・・・今は・・・ということであり、予備軍である。 可愛さに絆されて、つい、野に放ってしまうと 遅くても秋には田畑を荒し、ゴミステーションを荒し 廃屋に住み着き、来年には子孫を増やす。 その寿命は、野生下では2~3年と言われるが 人工飼育下では14年ほどにもなるという。 そして、北海道の野生環境は人工飼育に等しく、少なくとも7~8年は生きることだろう。 とりあえず今は、もう一晩、一緒に暮らさなければならないのが憂鬱だ・・・ 絶対に農業被害を出さないと約束してくれるならなぁ・・・ 無理だろうなぁ・・・
2018年07月29日05時31分