牛に引かれて善光寺・・・ なんて情緒ある状況じゃなかった・・・ 冬を迎え雪が積もりだしたころ、僕の歯が痛くなって、１０キロ離れた野沢温泉の歯医者さんまで・・・ 父と母で僕を乗せたそりを引いて豪雪の中を歩いて向かったが、一歩道を踏み外せば腰まで埋まる雪の道を１日がかりで往復した・・・ それに懲りた父と母は、次は牛の引く橇を頼んで野沢温泉に向かったが・・・ 　　　コメント欄に続く・・・

コメント12件

岩魚

三度目は、雪も深く積もった大みそかの日、僕の歯がまた痛くなり、やむを得ず父と母で交代でおんぶして、深い雪の中を野沢温泉村に向かった・・・ 帰りはもう日もとっぷりと暮れた夕暮れ、寒くて泣く僕が千曲川の向こうを走る夜行列車の窓の明かりを見つけて泣き止み、父と母は一気に元気が出たという…(^.^) ここは親父が二度目に飛ばされた豪雪地帯の寒村・・・

2018年06月04日20時30分

岩魚

湖面の月さん ありがとうございます…(^.^) 僕もこの写真アルバムを引っ張り出して、改めて親のありがたみを噛みしめているこの頃です…(^.^) その昔は、家族の食を護るため、口減らしと言い、生まれてしまった赤ん坊を殺したという話も残っていますが、現代では親の我儘の為に子を殺す時代になりました・・・ 嘆かわしい時代ですね・・・

2018年06月04日20時35分

マリオン

貴重な写真が出てきましたね。 安曇野市は市の記録としての写真集を発行してるのですか？ 前橋市は明治から平成までの写真集があり、市の象徴の赤城山検定があります。 高崎市も写真集があり、高崎検定もあります。

2018年06月04日20時47分

岩魚

稲核っ葉さん ありがとうございます…(^.^) きっと、個人のお家にはこういった貴重な写真がたくさん残っているのだと思いますが、代が変わるごとにきっと処分されていってしまっているのではないでしょうか・・・^_^; 市でも一度こういう写真の投稿を呼びかける催しがあってもいいと思いますね…(^.^)

2018年06月04日20時53分

yoshi.s

この牛を引く人はお父上ではないのですね。 お父上は写真を撮っているのですね。 こういう情景をカメラに収めようと言うのは、現代の我々が時の断面を切り取ろうとする感覚に近いですね。当時としては、本当に『写真をやる人』だったのですね。 警察官で、写真をやる人。しかもこうと思ったら権力にも屈しない。全力で子どもを育てようとした人。岩魚さんの後ろはお母上ですね。 子どもの歯痛に、両親が一日がかりで雪の中を町までおぶって行った。 岩魚さんのプロフィールが少し見えて来ました。

2018年06月04日21時00分

岩魚

yoshi.sさん ありがとうございます…(^.^) 牛を引いているのはきっと村の運送屋さんだと思います・・・もちろん牛の・・・^_^; こんな父の血を引いたせいか、僕は就職しても上司や先輩からはいつも睨まれている存在でしたがね・・・^_^; 第二の人生に入った今は、自分の意に反することには絶対屈しない頑固おやじになりました・・・(^▽^;)

2018年06月04日21時08分

岩魚

koharu＠ちゃん ありがとう(^-^) なにしろ辺鄙なところでね、雪が積もると車も動かない、まあ、車なんてものがろくに無かったけどね(^◇^;) よくこんな写真を撮ってくれたもんですよね、僕の親父は(^-^)

2018年06月04日22時08分

岩魚

choco.kさん ありがとうございます(^-^) 反抗心旺盛だった父のおかげで、かえって普通ではあり得ない生活環境に住み、いろいろな思い出ができたのかもしれません(^-^) あなたのご両親もこんな環境にいれば同じことをやってくれたと思いますよ(^-^) 僕も今だに父と言い争いをしたりしますが、心のなかではいつも、ありがとうと言っています(^-^)

2018年06月07日07時18分

キンボウ

そんなことをしてくれるのはやはり親だけですね＾＾ いっぱいの愛を与えてくれたんですね＾＾ 素敵な家族です＾＾

2018年06月07日21時25分

岩魚

キンボウさん ありがとうございます…(^.^) こんな環境だったからこそ、そんな想い出ができたのかもしれませんね…(^.^) きっとすぐ近くに歯医者さんがあるような便利な環境に居たら、こんな思い出が残らなかったと思います…(^.^)

2018年06月07日21時28分

岩魚

Ｇｅｎさん ありがとうございます(^.^) 上條嘉門次とは、またよくご存じで・・・ そういえば、Ｇｅｎさんはこちらに御在住したことがおありでしたね…(^.^) 素朴とは、必要の無いものを持たずして幸せなこと・・・ 現代は必要の無いものが多すぎるのに、それが自分の手元に無いことを不幸に思う、まさに不幸せな時代・・・ 素朴に生きる、それでいいじゃあないですか…(^.^)

2018年06月10日20時21分

岩魚

Ｇｅｎさん ありがとうございます(^.^) 僕はこの歳になってやっと、人の仕合せとは何なのかということを考え直している愚か者です・・・ 現代から見たらこんな不便な時代に自分の身体を泣かせて僕のためにしてくれた父や母の苦労を思えば今の自分はただの馬鹿な放蕩息子としか思えません・・・ そんな反省さえさせてくれるこれらの写真を見ては、父の面倒をもっと見てあげなければと思う僕です・・・ Ｇｅｎさんと僕はきっと近い世代、これからもよろしくお願いしますね…(^.^) いつかどこかでお逢いしましょうね…(^.^)

2018年06月10日20時48分

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