TAKAHA太郎
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あをによし寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり 大宰少弐小野老朝臣(だざいのせうにをののおゆのあそみ)の歌一首 この歌は、筑紫の地方機関である大宰府(現代の福岡県太宰府)の地に大宰少弐として派遣されていた小野老(をののおゆ)が、奈良の京を賞讃して詠んだとされる望郷歌。 大宰少弐は大宰府の次官で、小野老は立場上はこの時期、大宰師として派遣されていた大伴旅人(おほとものたびと)の部下ということになります。