火防(火伏せ)の神として名高い秋葉山。 何故、禅寺である可睡斎にその名前があるのか 長く疑問に思っていました。 江戸期には今の秋葉山本宮(浜松市北部)に 神道、仏教、修験道 混淆の秋葉大権現として 広く信仰を集めていたものが 明治期の神仏分離政策の流れの中で 秋葉神社と秋葉寺に分離され、その後 秋葉寺が無住無檀の理由で廃寺となった際、 ここ可睡斎に遷座され今に至るそうです。 世界に名高い秋葉原も 秋葉の原がその由緒だそうで 地元に居ながら知らない事ばかりでした。

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