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内陣、アプス囲む周歩廊には美しいステンドグラスに囲まれた礼拝堂がいくつか見られます。 この他にも大聖堂の中にはいくつもの礼拝堂がありますが、内陣に祭壇があるのに何故教会内にいくつもあるのか?と思いました。 調べてみると・・・ 聖堂内の副次的礼拝空間としての礼拝堂は、聖遺物信仰が盛んになった古代末期から中世初期にかけて都市部の大規模教会建築において発達した・・・以下、コメント・・・
TR3 PG@
「祭壇後部や側廊に複数の礼拝堂を置いて回廊で繋ぎ、おのおのの礼拝堂に聖遺物を安置した。 これには聖遺物崇敬の巡礼たちと、普段の礼拝に与る地元の信者共同体の動線を分離する機能があったと考えられている。 カトリックでは、1960年代の第2バチカン公会議以前は司祭がひとつの祭壇において共同でミサを行うことができず、それぞれが一人ずつ祭壇でミサを執行することが必要であったため、大規模な教会や修道院においては、複数の祭壇を置く必要が生じ、ために複数の礼拝堂をもつ聖堂や修道院が多く建てられた。」 そうです。 なるほど・・・ そう言えば日本の寺社仏閣でもいろいろな神仏を祭るお堂とか社が同一敷地内や御堂の中にありますよね。 同じような事なんでしょう、きっと。
2018年01月20日12時16分