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もう十年以上も前になる。 通り道の町工場。 音が止まりシャッターが下りたまま何日も経つので聞いてみた。 工場はベトナムに移転したとのこと。 こんな田舎の工場も外国に行く時代なのかと感慨を深くした。 そのまま月日は経ち、気がつくと建物は蔦で覆われていた。 蔦の絡まるチャペルは想像するだけで胸躍るが、蔦の絡まる古びた工場はちょっと寂しい。 電気量メーターがなぜか現役のように見えるのが、さらに寂しさをつのる。 しかしその寂しさが、美しく思えるのはなぜだろう。 暮の秋。少しセンチメンタルになったようだ。
蔦にまつわるお話は旅鈴さまのところでも拝見し心に残る秋になりました。 時期がそうさせるのでしょうか、これほど色とりどりの蔦も珍しいですね。 反対にさびた鉄格子の窓、朽ち果てた建物が一層悲しく見えます。 お写真とエッセイに込められたことに心打たれています。 お励ましを頂いたお陰でPCに向う気分になりました。 昨日までの経過を旅鈴さまの「夢の架け橋」の所に書かせて頂きました。 午前中介護申請の手続きで17時からの面会に行ってきます。
2017年11月17日16時03分
これは、小生の別宅?と同じ光景です。 たまに出かけて窓を開けて空気の入れ替え をしていますが、蔦の伸びる速度の速さに 驚かされます。 人の手が入らなくなってわざとらしさが消え 蔦がのびのびと伸びていくさまが美しいので しょうね。
2017年11月23日14時49分
旅鈴
寂しささえも美しいと思われるのは、yoshi.s様がそういう感性を持っておられるからです。 このお写真は本当に綺麗です。窓の青い空の映り込みも、蔦の葉の一枚一枚の色が違うのも、 素晴らしい自然の芸術です。それを発見され、お写真に撮られる感性が、素敵です。 エッセイも心に響きます。 一葉(ひとは)ごと 色の違ひて 蔦紅葉 (人影の無き 閉鎖工場)
2017年11月15日22時09分