sugichan
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言い伝えによると、天智天皇(626~671年)が琵琶湖南部の蒲生野(かもうの)(現滋賀県東近江市一帯)へ狩りに出かけた際、奥島山(現近江八幡市北津田町)に立ち寄った。 そこで8人の息子をもつ元気な老夫婦に出会い、「お前たちはなぜ、このように元気なのか」と尋ねたところ、老夫婦は「この地で採れる無病長寿の果物を、毎年秋に食べているからです」と答え、果物を献上した。それを賞味した天皇が「むべなるかな(もっともだな)」と言ったことから、この果物が「ムベ」と呼ばれるようになったという。
最近の人は、あまり食べないみたいですが、昔の人は食べていたみたいですね。 今回、植物園で撮影してきたムベを調べていろいろわかりました。 漢字で「郁子」と書くムベは、アケビ科のツル状の常緑性低木で、10月中旬から11月にかけて、鶏卵より少し大きいくらいの赤紫の実をつける。実を割ると緑色の果肉と種がキウイフルーツのようにあり、種を口の中でより分けながら食べる。食感はブドウのようで、強い味はしないがほのかな甘みがある。 子供のころ、戦後の食糧難の時代に、ムベやアケビ、山モモ、山ブドウなど山で採れる実をおやつがわりにしたものだ。図鑑によると西日本に分布しているというが、滋賀県近辺ではここ北津田町の奥島山以外で広く自生しているという話はあまり聞かない。琵琶湖を通る風の吹き具合や適度な冷気が関係あるのかもしれない。
2017年11月11日17時29分
y1127
ムベ初めて聞きました小さい頃は良く実ってるの見つけて食べてたんですがね
2017年11月11日17時12分