おんち・はじめ
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これを撮っていた時の感覚を確かめる意味で、原画で一人一人を子細に見てみると、この写真に写っている人の大半は、外国から来た人のようです。 これだけ多いと、この街では、もはや彼らが外国人なのではなく、自分が異邦人であるような気がしてきます。 写真に収めてしまえば、建物の看板類も人物も並列的存在に見えますが、人の眼は実像を見る場合は、そのようなフラット感は失われますから、現場では人物ばかりを見ているようなものです。