久しぶりの投稿です。 ある病院での一コマです。 病院に行くと幸福な老後と言うものを考えてしまいます。

コメント7件

徒然すずめ

印象的な光景ですね。 光と影か折り重なった道を行く人物。少し後ろを振り返ろうとしているようにも見えます。

2010年08月12日10時26分

紅葉亭

徒然すずめさん、コメントをありがとうございます。 西日が丁度向うの窓から廊下全体を照らしていて、 アメ色の反射が 綺麗だったので、写真を撮っていると、 お年寄りのご夫人が一人、歩行の補助具を押しながら歩いて部屋に帰って行きました。 生きていれば自分の母もこのくらいの年だなぁ、と思いつい考えてしまいました。 死は平等に訪れると言いますが、晩年を入院して過すのと、 普通に暮していて、ポックリと脳梗塞や心筋梗塞などで亡くなるのでは、 ずいぶん違う人生のような気がしました。

2010年08月13日11時58分

紅葉亭

清水清太郎さん、コメントをありがとうございます。 この方が幸福なのかそうでないのかは、何とも言えない事ではありますが、 歩行器無しに歩く事はママならず、入院中である事は確かですね。 老いの現実、あまり見たくないですよね。 でも後、何十年かでこんなふうに色々な所が不自由になり、 病院や施設で暮らす事になる可能性は高いんですよね。 色々な事を考えてしまいました。

2010年08月16日23時32分

銀背

西日の反射する廊下がキレイだったと言うのが，とても良く表現されていますね． 体が不自由になったお年寄りがそんな廊下を歩いている事に， なにか象徴的な意味が隠されているように感じます． なるべくなら避けて通りたい現実を美しい写真に撮ったセンスに感じ入りました．

2010年08月17日10時39分

PopBird

とても美しいと思って良く見ると、とても重いテーマが含まれていたんですね。 強く印象に残ります。 紅葉亭さんは、こんなふうな夕日でアメ色になった景色がお好きなんですね。 そんな感じのテーマがあると楽しいかなと思いました。

2010年08月17日20時55分

紅葉亭

銀背さん、コメントをありがとうございます。お返事が遅れて申し訳ありません。 偶然の事ですが直属の上司が入院したので、仕事量が3倍くらいになって、 とても多忙でお返事出来ませんでした。 この写真はたまたま知人への届物があって立ち寄った病院で、西日の廊下が綺麗なところに、 御老人ばかりたくさん居て、なにか精気なくユラユラ歩いている感じがとても印象的だったので、 思わず撮ってしまいました。 自分もいつかは年を取って体の自由も効かなくなるなんて、 思いも寄らない事ですよね。　ここに入院されている御老人も、 自分がこんなふうになるなんて思いも寄らなかったんだろうなぁ、と感じました。 でも、じっと静かにこの写真を見ていると、何か安堵した気分にもなります。

2010年08月27日15時10分

紅葉亭

PopBirdさん、コメントをありがとうございます。お返事が遅れて申し訳ありません。 銀背さんのお返事に事情を書きましたが、直属の上司が入院したので、 仕事量が3倍くらいになって、とても多忙でお返事出来ませんでした。 確かに重たいテーマを含んでいますね。 誰もが確実に年を取って行きますが、いつまでも現状が続くような気分で暮していますからね。 でも最近になって、この写真、ずっと見続けていると何か平和な感じと言うか、 神様の前で、みんな許されているのかなぁ、と言うような不思議な安堵感を感じるようになりました。 確かに言われてみると、アメ色、あかね色、バーミリオンや金色、 夕日の作り出す光の色が私は好きですね。

2010年08月27日15時15分

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