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写真詩:エル・ドラード1:金木犀の香り

写真詩:エル・ドラード1:金木犀の香り

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    夏の喧噪が去り 街は落ち着きを取り戻した 日差しは柔らかくなり かすかな風は心地よさとともに少しの寂しささえも運んで来る 犬に引かれるままに公園の小道に入ると 華やかなそして甘美なそして少し悲しげな あの匂いに体が包まれた いつか君と僕とを包んだ あの金木犀の香りに

    コメント17件

    写楽旅人

    写楽旅人

    もうこの花の季節ですね。 蘇州では銀木犀が咲き始めています^^

    2017年09月28日23時52分

    yoshi.s

    yoshi.s

    写楽旅人さん 子供のころ家の庭に銀木犀がありました。 たしか中学生になったころ枯れてしまい、切り倒されました。子供心に残念に思いました。 それ以来銀木犀を見たことがありません。見てみたいなあ。

    2017年09月29日00時06分

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    ………

    雨上がりの朝 見かけたものは・・ 甘い香りのキンモクセイと  大気中の汚れを洗い流された すがすがしい空。 一雨ごとに 季節は前へ進んでいきます (もう、キンモクセイの季節。こんなに小さくて可愛い花なんですね。  すみません、文章 こちらに書かせていただきました^^)

    2017年09月29日05時30分

    yoshi.s

    yoshi.s

    パール*さん 歓迎します。 雨上がりの空。キンモクセイの甘い香り。 情景が浮かびます。 本当に一雨ごとに秋は深まって行きますね。 どうぞまたいつでもお書き下さい。

    2017年09月29日06時07分

    旅鈴

    旅鈴

    金木犀は初恋の花。 汽車通の中学時代、汽車を待つ間、駅前の金木犀の木の下、 友人たちとふざけて木をゆさぶって花を落としてた。 知らないお兄さんが、そんなことをしたら、花がかわいそうやないか、と止めにきた。 友達は皆、なんや、かっこうつけて、とふてくされていたけれど、 私はこのお兄さんに恋をした。でも彼は旅人、二度と会えなかった。 これ実話。

    2017年09月30日07時39分

    ninjin

    ninjin

    キンモクセイにまつわる初恋のお話 旅鈴さんの前に現れた青年はきっと キンモクセイに恋してる蝶の化身だ ったのでしょうね。 これファンタジー

    2017年09月30日10時21分

    yoshi.s

    yoshi.s

    旅鈴さん 淡い恋の物語。 この実話エッセイ、掌編小説に仕立ててみませんか。

    2017年09月30日11時06分

    yoshi.s

    yoshi.s

    ninjinさん せっかくの発想。 このプロットでファンタジー掌編小説に仕立ててみませんか。

    2017年09月30日13時24分

    旅鈴

    旅鈴

    もうもう、yoshi.s様はおだてて人をその気にさせるのが、本当にお上手だから、 michy様も私もついついその気になっちゃうのですよね。 ninjin様こそ、想像力豊かでいらっしゃる。 なにか、楽しくなってきましたね。

    2017年09月30日15時08分

    yoshi.s

    yoshi.s

    おっ、旅鈴さん、乗ってみますか? これは楽しみだ。

    2017年09月30日17時10分

    旅鈴

    旅鈴

    おばあちゃん、どうしたの。   毎年、この金木犀の花が咲くとね、胸がきゅんと痛くなるの。 お薬持って来ようか。   ううん、いいのよ。これはお医者様でも治せないの。 どうして。   それはね、昔々の思い出に関係があるの。 あ、亡くなったおじいちゃんとのロマンス。   ううん、おじいちゃんに会うずっとずっと前の話。 へえ、どんなお話。   そうね香織ももう中学生だし、話してもいいかな。   昔、そうね、もう60年ほども前になるわね、おばあちゃんがまだ中学生だった頃のことよ。 おばあちゃん、汽車通学してたのよ。でも田舎だから汽車は2時間に一本くらいしかなくてね、 次の汽車まで時間があったの。あの秋の日も、次の汽車を待って、おばあちゃんたち 女の子四人組が駅前で遊んでたの。大きな金木犀の木があって、綺麗な金色の小さな花を 咲かせていい匂いだった。由美ちゃんが、花を散らそう、と言って木を揺さぶったの。 はらはらと小さな花粒が舞い降りてきて、金色の星みたいだった。皆、手伝ってって呼ぶから、一緒に木をゆっさゆっさ揺さぶってたの。はらはらぱらぱら、星が落ちてきてきれいだった。 そしたら、知らない若い男の人がやってきて、「やめろよ、そんなことしたら、花がかわいそうだろう」って、言ったの。 おばあちゃんは、あっと思ったわ。ほんと、そうだ、花だって生きているんだもの、 悪かったって。でも由美ちゃんたちは、なによ、あいつ えらそうに、ってぶつぶつ 言ってたわ。おばあちゃんはこの人、すごいなと思ったの。花を思いやる優しい心と、いけないことはちゃんといけないと叱ってくれるところ、素敵だなあと思った。勿論 誰にもそんなことしゃべってないわよ。おばあちゃんの心の中でだけ、この人、好きだ、と思ったの。でもね、 その人は旅行者だったの。その後すぐ来た下りの列車に乗って行ってしまった。 名前もしらないし、顔さえ思い出せないけど、その思い出だけは 今も金木犀の香りと一緒に 蘇るの。 これは実話に基づいた創作です。孫とか、年齢、名前は事実と一致しません。 ちなみにドイツでは金木犀を見かけません。だから胸きゅんになることもありません。 残念です。

    2017年10月01日07時20分

    michy

    michy

    おはようございます。 ここ2~3日ずっと忙しくてゆっくり拝見できませんでした。 ちょっとの間に楽しいことがたくさんおきていてびっくりしています。 旅鈴さまの初恋のお話、一番先に読ませていたかもしれませんね。 yoshi.sさまにとっても金木犀は初恋の香り、、 以前にも読ませていただいた気がしています。

    2017年10月01日06時53分

    旅鈴

    旅鈴

    michy様、ごめんなさい。 ちょっと書き直していたら、コメントの順序が違ってきましたね。 私、またもyoshi.s様にそそのかされて、書いてしまいました。影響を受けやすいのですかね。

    2017年10月01日07時23分

    yoshi.s

    yoshi.s

    旅鈴さん 孫娘香織とおばあちゃんとの会話のプロローグが舞台設定を明確にしています。 そしておもむろに時を遡るおばあちゃんのモノローグ。 まるで演劇を見ているようです。 遠い昔がついこの前のことのよう。 注意してくれた若い男の人に、憧れにも似た淡い恋心を抱く少女。 他を思いやる心が、おばあちゃんの体験を通して語られるので、素直に納得させられます。 心がさわぐそのひと時はあっという間に過ぎ去ってしまう。まるでまぼろしであったかのように。 しかしそのたった数分間の出来ごとは、少女がおばあちゃんになった今でも心の中に生きている。 淡く、しかし鮮明な遠い記憶。 そしてその想い出は、孫娘香織の心の中に息づき始める。 ノスタルジー溢れる掌編小説です。

    2017年10月01日12時53分

    yoshi.s

    yoshi.s

    michyさんが一番乗りでしたか。 旅鈴さんがとうとう掌編小説に乗り出しましたね。 プロローグで始るなど、ベテランのように巧みで舌を巻きました。 michyさんも、詩でもエッセイでも、歌でもこなす掌編クラブメンバー。 なんだか、桜の下で、を地で行っている心持ちです。

    2017年10月01日13時42分

    旅鈴

    旅鈴

    お褒めに預かり、光栄です。やはりyoshi.s様の褒め上手のおかげです。 ありがとうございました。

    2017年10月01日15時06分

    yoshi.s

    yoshi.s

    旅鈴さんは、乗りがいいなあ。しかも仕事も速い。 早速取りかかって、ちゃっちゃっと仕上げ、またたく間にアップする。 鮮やかとは旅鈴さんへの形容詞です。

    2017年12月08日13時50分

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