写真共有サイトPHOTOHITO人と写真をつなぐ場所

きこりん きこりん ファン登録

たまには陶芸

たまには陶芸

J

    B

    コメント1件

    きこりん

    きこりん

    素焼き鉢制作 当方は小型の電気窯で焼いているのだが、最近調子が悪く、本焼きの1230℃では釉薬の溶けムラができてしまう。 1250℃まで温度を上げればいいのだが、そもそも、庫内に温度ムラができていると思われるため、焼き上がりに何時間かかるのか想像もつかず、電気代の請求書を見るのが怖くなるので、やらない。 仕方が無いので、1000℃前後の素焼きの温度で完成品とできる素焼きの植木鉢を作ることにした。 当方の窯は20x20x20なので、この大きさだと一つずつでしか焼けないが、それも仕方がない。 土は、裏山で採取してきたもので、ゴミや石を取り除き、水簸したのち牛乳などを混ぜ込んで熟成させたものを使用している。 熟成とは聞こえがいいが、カビやバクテリアを繁殖させて腐らせるわけで、荒練りや菊練りをしているとカビ臭い。 熟成を終えた土は、そのまま、或いは、着色剤となる酸化金属類などを練り込み、また、粘り気の強い河原の粘土を少量混ぜたりして、数種類の土に分けている。 今回作った素焼き鉢は最大で20x20x20あるので、底に穴を開けなければ、茶道の水差しにも使える大きさでもあり、いい練習になる。 今はまだ乾燥中だが、低温(1000℃前後)でも溶ける釉薬を調合して、焼成前に部分的に生掛けしてみようと考えている。 写真左の物は、表面に白化粧してから嘯裂文(しょうれつもん象裂文)という技法でヒビを入れたもので、粘り気の強い土でなければ均一なヒビを得られないのだが、まあまあ均一に浅いヒビを入れることができたので、土に十分な粘りがあると判断できる。 他の物には、飛び鉋で模様を入れたり、今後、白化粧をして掻き落としで模様を入れたりしてみようと考えている。 とりあえず、熟成を終えた土はすべて使ってしまったので、また土を採りに裏山に行かなければ・・・ 自分用の素焼き鉢なので、室内に置いても違和感が無いようなデザインとしてみたが、どうだろう? 焼き上がったらまた・・・

    2017年09月27日11時54分

    最近お気に入り登録したユーザー

    写真を削除しようとしています。

    本当に写真を削除しますか?

    こちらのレビューを他のユーザーに公開します。

    レビューを公開しますか?
    講評の公開設定については必ずこちらをお読みください。

    コメントを削除しようとしています。

    選択したコメントを削除しますか?

    エラーが発生しました

    エラー内容

    PAGE TOP