たま407
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「夜と霧」と言えば、ナチスの強制収容所の極限の体験を描いたフランクルの小説を連想します。 フランクル自身がホロコーストの生き残りなんですが、小説の中で、強制収容所の所長が自腹で大量の薬品を買い、密かにユダヤ人収容者に与えていたエピソードが描かれています。 事実、強制収容所を解放した連合軍に対し、ユダヤ人収容者たちが人道的な対応をしてくれたナチス親衛隊員を絶対に罪に問わないよう約束させたそうです。 知らないことが多いものです。