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静寂の堤防に独り青鷺がいた。 そこに白鷺が舞い降りた。 青鷺は動かない。 最初は距離を取っていた白鷺だが、次第にその間合いを詰め始めた。 なおも動かぬ青鷺。 一定の距離に近づくと白鷺は接近を留めた。 動かぬままに両者は互いに見合っている。 冷たい空気が流れ、時が止まった。 緩やかな川の流れが辛うじて場の膠着を和らげている。 やがて白鷺は向きを変えた。 緊張が解けた。 白鷺は舞い降りたときのようにふわりと飛び去った。 青鷺はなおも動かない。 堤防に再び静寂が訪れた。
かいちゃんパパさん 実際にも緊張感のある光景でしたので見入ってしまいました。 掌編のような状況だったかは分かりませんが、同じ鷺でも彼らなりの世界があるようです。
2017年09月02日01時27分
「むむ、おぬし何者?」「へへっ、おいらの方が足が長いぜ、それに清潔好きだから、きれいな白だぜ、お前さんみたいに薄汚れちゃ居ないよ。」「ほっといてくれ、こりゃあ、生まれつきだよ、それに魚を捕るには便利なんだぜ」「まあいいさ、お前がおいらの縄張りを荒らさなきゃ、知ったことじゃないよ」「おれは いつだってここに居るさ」「そうかい、じゃ、邪魔したね」
2017年09月02日03時28分
写楽旅人さん この二羽は相性が良くなかったようで、上記掌編のように、相寄ることなく片方が飛び去ってしまいました。 たまたまその様子に出くわした私は、一部始終をずっと見ていました。 一場の芝居のようでしたよ。
2017年09月03日23時33分
かいちゃんパパ(休憩中)
こんばんは、なかなか見れないシーンですね。 緊張感あります。
2017年08月31日22時21分