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札幌オリンピックの記憶

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    向かいの丘にそびえる「よみうりランド」の携帯電話用通信塔です。 タムロン18‐400㎜F3.5/6.3は、この暗さでテレ端でもシャープで抜けが良く、とても描写力が優れています。 この鉄塔は50年前左にあったスキーのジャンプ台へ登るための階段塔でした。 72年の札幌オリンピックの70m級ジャンプでメダルを独占した、笠谷、金野、青地の“日の丸飛行隊”もこの階段を登り、左側にあったジャンプ台で練習に励んだそうです。 同年ジャンプ台は廃止、その後は遊園地のパラシュートタワーとして活用され、今日に至ります。

    コメント4件

    カトリーヌ

    カトリーヌ

    ほ〜!そう考えると通信塔も輝かしく見えてきます☆ それにしても随分と壮大なリサイクルですね^^

    2017年07月26日15時01分

    たま407

    たま407

    カトリーヌさん コメントありがとうございます(=^・^=) そうなんだよね~。地元の人やタクシー運転手に聞いても誰も鉄塔の正体を知らなかったんだけど、執念の取材で(笑)「読売シャンツェ」の遺構にして、札幌オリンピック(トワ・エ・モワのテーマ曲『虹と雪のバラード』が懐かしい)にも深くかかわっていたなんてビックリしたよ。 加えて、加山雄三の若大将シリーズで最高の観客動員数を記録した『アルプスの若大将』(66年)のロケ地でもあるんだ。シャンツェ(ジャンプ台)ではなく、隣接した一般向けのエバースノー・スキー場だけどね。 ちなみにシャンツェはアクリルのブラシで、72年に閉鎖になったのはアクリルブラシが摩耗しきったためだそうだ。 この映画には、カトリーヌさんが青山で食事をしたショーン・コネリーの『007は二度死ぬ』(67年)にボンドガールとして出演した若林映子も出演している。 ホントはヨーロッパですでに有名で英語も達者な彼女がヒロインだったんだけど、英語の下手な浜美枝がヒロイン候補から外され諜報員役になったと知り、「ホテルから飛び降りて死ぬ!」と丹波哲郎を脅してプロデューサー、監督を説得させヒロイン役を強引にもぎ取ったなんてエピソードもある(丹波哲郎談) また、浜美枝は出演するのが東宝の大衆路線の映画ばかりで嫌気がさし、女優を辞める覚悟でヨーロッパ一人旅をした時、フランスの田舎町の小さな劇場で当時世界ナンバーワンの俳優だったマルチェロ・マストロヤンニが舞台に立っているのを目の当たりにし、さらに楽屋で彼と話す機会を得て、彼の言葉から演じることの素晴らしさに覚醒したなんてエピソードもある(植木等との対談での発言)

    2017年07月27日11時44分

    カトリーヌ

    カトリーヌ

    すごい…。通信塔ネタから端を発してマルチェロにまで行きつくとはwww!まさんの取材力と情報量にはいつも驚かされます。

    2017年07月27日14時25分

    たま407

    たま407

    カトリーヌさん コメントありがとうございます(=^・^=) さらに浜美枝は、『世界詐欺物語』というフランスのオムニバス映画でカトリーヌ・ドヌーヴとともに出演している。これはさすがに知らなかったよ。 明日は横浜からトンボ帰りで「ディー・カッツェ」に行くのでよろしく(=^・^=)

    2017年07月27日16時23分

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