旧市街地に入ってきました。道が狭くなり、がらっと街の雰囲気が変わってタイムスリップしたような感覚になります。街のあちこちには小さな広場が点在しています。その一つがこの Der Plan で、直訳すると‘計画’という広場です。周辺にはバロック様式の建物が囲んでいますが、18世紀頃にザクセンの選帝侯Clemens Wenzeslausによる近代化計画によって整備されたそうです。右側の石の碑のように見えるのが当時整備された水道だそうです。日時：4月9日11時13分

コメント1件

TR3 PG@

ちなみに、コブレンツはライン川とモーゼル川の合流地点に位置し、河川交通の要衝として栄えてきた街です。古代にはローマ帝国がこの地に城砦を築き、古代末期に破壊されたものの中世にはトリーア大司教領のもとで繁栄し、ハンザ同盟の参加したそうです。 18世紀末のフランス革命において一時期フランス支配下に置かれ、19世紀前半にドイツ帝国の中心となるプロイセン王国の支配下に入ったそうです。そういう古い歴史がある街ですから、先のザクセンの選帝侯Clemens Wenzeslausによる近代化計画によって街が変わってきたのでしょうね。ところで、第20代フランス大統領のジスカールデスタン大統領はこのコブレンツ生まれだそうですよ。

2017年05月27日17時44分

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