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写真エッセイ:野茨に花虻

写真エッセイ:野茨に花虻

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    B

    野茨に花虻。 のいばらに、はなあぶと読んで頂きたい。 最初からそう書けと大方のお叱りを受けそうではあるが、花の名前にでも、表記にはいささかこだわりがある。 漢字には一つひとつに意味があることは論を待たない。その漢字表記の出自を調べることで周辺の知識が得られる。それをやらない手はない。 ひらがなの魅力は、その形と音の響きである。もちろんカタカナでも同じ音ではあるが、字の形によって、発音する時の心持ちがずいぶんと違う。 *下につづく

    コメント6件

    yoshi.s

    yoshi.s

    *つづき カタカナの読みは明瞭である。しかし情緒に欠ける。ひらがなには柔らかさがあり、心に入る。しかし合理性には欠ける。 乱暴を承知で言えば、カタカナは数学的であり、それ以上でも以下でもない。アルファベットに近い感じがする。 一方、ひらがなは芸術的であり広がりがある。曖昧とした心象までをも表現できるような気がする。 同じ意味、同じ発音なのに、文字によって精神に与える影響がこれほど違うとするならば、その使い方には慎重にならざるを得ない。 現在、花の名前にはカタカナを使用するのが一般的であるようだが、以上の理由により、私は漢字とひらがなを使うのである。 *我田引水のきらいがあることは承知しています。エッセイですのでお赦し下さい。

    2017年05月24日11時32分

    ninjin

    ninjin

    面白いですね。 貴方のおっしゃっておられることに同意いたします。 貴兄ノ発言ニ同感ノ意ヲ表ス。 同じ意味でもひらがなとカタカナの使い方には 書き手、話し手の立場や思想が現れるものですね。 戦前の主権在君の時代、政府の公文書や法律の文章 は漢字カタカナ混じりでしたね。如何にも上からの お達しという形、それが戦後新憲法でひらがな混じりの 口語体になった。人々はそこに民主主義の顔を見た のでしょうね。 花の名もカタカナで書けば図鑑的、ひらがなで書けば 詩や歌が浮かんでくるように思えます。 それにしても花虻くんの可愛らしいこと・・・

    2017年05月24日13時41分

    yoshi.s

    yoshi.s

    ninjinさん ご同意のご表明をうれしく頂戴しました。 花虻は、良いタイミングで捉えることができました。

    2017年05月24日17時52分

    michy

    michy

    花の名前を全部カタカナで表わすのには私も抵抗がありました。 花にもよりますが和名の付いているものにはできるだけ漢字や ひらがなを使いたいと思います。

    2017年05月25日22時15分

    旅鈴

    旅鈴

    michy様のご意見に賛成です。 おだまきも苧環という漢字があるのですものね、使えばよかった。 花に来る昆虫を捉えるのって、難しいですよね。 私も黄色い花に飛んできた熊ん蜂を撮ろうとしたのですが、うまく行きませんでした。 良いタイミングを捉えられるのも、才能のひとつだと思いますよ。 というか、忍耐力の成果というか。 私には忍耐力が足りないのです。

    2017年05月27日02時03分

    yoshi.s

    yoshi.s

    旅鈴さん 自分の作った構図の中に飛び込んで来るのを待つだけですよ。 それを楽しむのが写真ってもんです。

    2017年06月01日21時43分

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