ちるっち
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扁額は、当時の京都府知事・北垣国道の筆で「雄観奇想」とあります。 「素晴らしい眺め、優れた考え」という意味です。 落款など一部が欠けているのが惜しいですね。 因みに、この扁額は、京都の粟田焼という焼物で造られています。 有名な焼物だったらしいですが、現在は途絶えてしまった様です。 反対側の扁額は、同じく北垣国道の筆で「陽気發処」です。 「陽気発する処、金石もまた透る」という故事の一部で、意味は「精神を集中すれば、成し得ない事は無い」という意味です。