tatsan
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鳥を食べる鳥。 ダークマン(1990年 米) 原題:Darkman 監督のサム・ライミの今に続く出世作。 サム・ライミと言えば”死霊のはらわた”しか知らなかった僕は当時衝撃を受けた。 現在のダーク・ヒーローの原型を作り上げた名作。
千束四丁目さん タイトルは殆どが思いつきです(笑) バットマンが最初浮かんだんですが、僕の中でダークヒーローはダークマンでした。 ・・・だってバットマンのテーマが絶対脳裏によぎるんだもん^^;
2016年10月21日09時32分
tatsan
主人公は人口皮膚を研究している科学者。 ある日、事件に巻き込まれ全身に大火傷を負い、醜い姿へと変貌を遂げる。 一命をとりとめたものの、醜い姿と痛覚を切断された事による変化は、彼を復讐者へと変えていく。 それまでの”特撮ヒーロー”には”風格”であったり”余裕”のような物があった気がする。 苦境にあっても最後に正義が勝つのだ!!・・と言う決まり事。 そのパターンに色々と試行錯誤させるものの、主人公のキャラクターは”正義漢”である事が大前提だった。 どうして無条件そこまで頑張れるの??どうしてそこまで人を信じられるの??と言うような潔白な人。 そこに憧れもあるし、後味もスッキリしていて気持ちが良い。 しかし本作は違う。 痛覚が無くなった事で彼は常人では無い力を手に入れるが、その破壊衝動は自らを苦しめている。 自らが開発した人工皮膚は、誰にでも姿を変えられる代わりに、紫外線に当たると99分で崩壊してしまう。 そして何より、彼は復讐の為にその力の全てを注ぐ。 予算もあまりないであろう本作は映像に関してはかなりチープだと思う。 シリーズとしては3作あるが、この映画はこの一本で完結と言っていい。 それくらい衝撃を受けたストーリーだった。 今のダークヒーロー物を見慣れてしまっていると楽しめないかもしれませんが(笑)
2016年10月18日00時50分