ゆきゆき
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解説は、コメント欄をご覧ください 仙人峠(私の原点考 1)の続きの文章です
おはん(小説ではおりん)の象が倉敷にあります。 いずれゆきゆきさんのカメラに収めて欲しい象です。 http://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_blog_detail.php?sel_id=1842
2016年10月10日22時15分
ゆきゆき
お庄屋の多々良放庵は、人食い沼と呼ばれていた沼のほとりのボロボロの家に住んでいた。人が落ちると足を取られて上がってこれないところから付けられた名前だった。 金田一耕助が駆け付けた時は、既に遅かった。 室内には、死んだはずの「おりん」も居なければ放庵もいない。 ただ、畳の上に吐血された血が残っている。 後に捜査で判明したが、この血には毒草である「お庄屋殺し」が混入されていた。 稲荷寿司10個が残されている。 そして、放庵の家の中の壺に異音がしたので覗いてみたらそこに「大サンショウ魚」がいた。放庵は生きているのか死んでいるのか?放庵に送った「おはん」からの手紙は誰が書いたのか?謎の老婆「おりん」はどこにいるのか?放庵は、ニセの「おりん」だと 気が付かなかったのか? 少年の頃の私は、仙人峠の「おりん」と多々良放庵の謎の失踪は、怖いくせに、どんどん惹かれていった話で、今でも影響されているのです。
2016年10月10日22時31分