レース終盤、限界を越えた握力に耐えながら、 必死にゴールを目指す。 苦しそうな友人が、それでもとてもうらやましかった。 この頃はまだ流し撮りを始めたばかりで、成功確率は低かった。 フィルムなので、現在のデジタルのようにじゃんじゃん撮って取捨選択する、という訳にはいかず、露出、ピント、構図をよく考えて、一周回ってくる間に準備万端整えてシャッターを切っていた。 １５分のレースでシャッターチャンスはそれほど多くなく、 一枚撮る時の緊張感は、今のデジタルの比ではなかった。

コメント2件

まあるい。

フィルムの頃はワンショットワンショット大切にしてましたよね(^^)。

2016年10月30日09時20分

d_fox

そうですねー。一枚の重みがぜんぜん違う感じでしたねー。

2016年10月30日09時34分

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