おんち・はじめ
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まるで何かの記念碑であるかのように直立しているこの塔は、東京オリンピックのバスケットボール競技の試合会場となった、国立代々木体育館の吊屋根のメインパイプを支える主柱です。 余談ですが、丹下健三デザインの国立第1・第2代々木体育館は構造デザインのユニークさと突貫工事が災いし、完成後半年もしないうちに、あちらこちらでコンクリートのひび割れと雨漏りを起こし、当時の新聞に欠陥を書きたてられていました。
おんち・はじめ
かの設計者は「雨漏り丹下」との異称があるほど、雨漏りがする公共建築物を数多く建てさせ、そのおかげでめでたく従三位勲一等瑞宝章と文化勲章の受章者になりました。
2016年09月12日19時51分