4月14日の夜と16日未明に、震度7の地震が発生して早いもので10日ほどになります。まさか生まれ育ったこの地が被災地になろうとは想像すらしませんでした。一回目は自宅,夕食を終えてくつろいでいたとき、二回目は就寝中地を割くような地鳴りと突き抜けるような振動で、ただ震えながら揺れが治まるのを待つばかりでした。震源地より十数キロしか離れていない自宅ですがは幸いにも家族は無事でした。家のほうは壁のひびと屋根瓦多数落下していました。

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tomiyoshi

地震より二週間ほど過ぎ、電気、水道ガスなどの生活インフラは一部を除き復旧しつつあります。県内この地震で被害にあった家屋は7万棟あまり、今なお５万人ほどの人々が避難生活を送っています。県外から多くの支援物資やボランティアの方々も来ていただき本当に感謝しています。写真は熊本城を背景に九州新幹線全線開通の年、2011年の春に撮影したものです。

2016年06月04日23時07分