ホーム HUQ 写真一覧 アレス & アンタレス HUQ ファン登録 ユーザートップ 写真一覧 ギャラリー お気に入り ファン ファンになっているユーザーの写真 ファンになっている ファンになってくれている アレス & アンタレス お気に入り登録9 10451件 D E 2016年04月07日21時11分 J B
長崎・白木峰にて。 4/2直焦点撮影のハイライト。 BORG55FL + 0.8xレデューサー + D810A SWAT-200 + Higlasi-3B 二軸ガイド ISO1600 6分×15枚コンポジット コメント1件 HUQ 以下、自分向けに今回の画像処理覚え書き。 ・ダーク減算せず ・フラット処理は、フラットフレーム・ライトフレームとも、WBカメラAWB設定値・最小輝度を減算したデータを用いて実施。 ・フラット除去後、コンポジット対象の全ライトフレームに対し、オートストレッチを用いて暗黒星雲部分でWB調整。その後 2σクリップ加算平均でコンポジット。 ・背景補正…根気よく水平・垂直方向のカブリ傾斜補正、残存周辺減光補正を R・G・B それぞれに実施。傾斜補正は、星雲が少ない画面下端、画面右端で実施。最終的には四隅の微光星の色付きを確認しながら微調整。 ・倍率色収差除去…SI7にてRGB分解後、R と B をそれぞれモノクロ→カラー変換し、これとモノクロGでそれぞれ LRGB 合成。ここでRとBそれぞれのサイズの G に対する倍率を求める。この倍率でRとBをリサイズした後、RGB再合成 ・炙り出しはトーン調整使用せず。レベル調整でRGB揃ってる範囲の輝度データ全域をmin/max挟んだ後、デジタル現像/ガンマ調整を用いて、M4中心部が潰れないギリギリ具合を見ながらmax/ハイライトを設定。ガンマを暗部が十分見える程度に落とす。これを何度も根気よく繰り返し、ハイライト部の階調に破綻が無いよう高輝度部を鈍らせる。 ・炙り出しが終わった時点で背景に水平バンディングノイズが目立つ。画像をモノクロ化し、これを SharpnerPro3 でローカルコントラスト強調した後、Dfine2 で輝度ノイズ&バンディング除去。得られた画像をL画像として、元のカラー画像と LRGB 合成 ・微光星の膨れ&火星とアンタレスの白飛び対策…コンポジットに使った画像の元画像1枚を、星の色優先で暗めに現像。これを先の要領で倍率色収差補正し、フラットエイドで星雲部を含めてカブリをバッサリ落とし、ほぼ星だけのデータにした後、PS にて炙り出し終わった画像を30%に落としたものと重ねて合成。その後星雲部の色と輝度の見栄えに注意してトーン微調整 ・最後に彩度を上げ、微光星のマゼンタフリンジを LR のフリンジ除去でカット 2016年04月07日22時24分 新規登録・ログインしてコメントを書き込む コメントを書き込む 同じタグが設定されたHUQさんの作品 最近お気に入り登録したユーザー ブラビット ファン登録 hm777 ファン登録 すずまる ファン登録 2tchan ファン登録 tohike ファン登録 かめかめ ファン登録 nshinchan ファン登録 いちにっ ファン登録
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以下、自分向けに今回の画像処理覚え書き。 ・ダーク減算せず ・フラット処理は、フラットフレーム・ライトフレームとも、WBカメラAWB設定値・最小輝度を減算したデータを用いて実施。 ・フラット除去後、コンポジット対象の全ライトフレームに対し、オートストレッチを用いて暗黒星雲部分でWB調整。その後 2σクリップ加算平均でコンポジット。 ・背景補正…根気よく水平・垂直方向のカブリ傾斜補正、残存周辺減光補正を R・G・B それぞれに実施。傾斜補正は、星雲が少ない画面下端、画面右端で実施。最終的には四隅の微光星の色付きを確認しながら微調整。 ・倍率色収差除去…SI7にてRGB分解後、R と B をそれぞれモノクロ→カラー変換し、これとモノクロGでそれぞれ LRGB 合成。ここでRとBそれぞれのサイズの G に対する倍率を求める。この倍率でRとBをリサイズした後、RGB再合成 ・炙り出しはトーン調整使用せず。レベル調整でRGB揃ってる範囲の輝度データ全域をmin/max挟んだ後、デジタル現像/ガンマ調整を用いて、M4中心部が潰れないギリギリ具合を見ながらmax/ハイライトを設定。ガンマを暗部が十分見える程度に落とす。これを何度も根気よく繰り返し、ハイライト部の階調に破綻が無いよう高輝度部を鈍らせる。 ・炙り出しが終わった時点で背景に水平バンディングノイズが目立つ。画像をモノクロ化し、これを SharpnerPro3 でローカルコントラスト強調した後、Dfine2 で輝度ノイズ&バンディング除去。得られた画像をL画像として、元のカラー画像と LRGB 合成 ・微光星の膨れ&火星とアンタレスの白飛び対策…コンポジットに使った画像の元画像1枚を、星の色優先で暗めに現像。これを先の要領で倍率色収差補正し、フラットエイドで星雲部を含めてカブリをバッサリ落とし、ほぼ星だけのデータにした後、PS にて炙り出し終わった画像を30%に落としたものと重ねて合成。その後星雲部の色と輝度の見栄えに注意してトーン微調整 ・最後に彩度を上げ、微光星のマゼンタフリンジを LR のフリンジ除去でカット
2016年04月07日22時24分