自分には孫が三人いる。小学校二年の男の子を筆頭に男２、女１の三人だ。今回、その二年生の子の事だが、彼は幼稚園の頃から競馬に興味を持ち、現在でも熱烈なフアンんである。愛読書は月刊誌の「優駿」、ゲームは大人がやる競馬ゲーム、日曜になると落ち着かず、その日の競馬の実況に釘付けだ。その力の入れ様は半端ではない。

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古次郎

私が作った棒をムチ代わりに自らもレースに参加している。競馬ゲームの中では８頭の馬を所有して現在賞金額が１０億円も有るようだ。先日、一億円、GGに貸してくれと頼んだがきっぱりと断られた。競馬場に連れて行くと彼と親との会話に周りの観戦者がその話の内容に度肝を抜かしたような顔をしている様だ。先日もTVの中継の合間に数名いる評論家に出された馬名を当てるクイズなどは、誰一人正解者が居ない中、彼は、はじめのヒントで当てるぐらい下手な評論家顔負けである。彼曰く、馬には人間のように人相いや、馬相が有り、彼はそれぞれの馬が分るらしい。恐るべき孫である。私の余生は彼に食べさせてもらう予定だが、レースの予想はそうは「馬」くいかない様だ。

2015年12月13日21時23分