空色しずく
ファン登録
J
B
敷きつめられた 黄金色の銀杏の葉の中を 君の小さな手を引いて どこまでも歩いた 秋の日 ふたりで サクサクと音をたて 軽やかな足取りで 秋を感じながら ときどき立ち止まり 君は小さな両手に 黄金の葉をのせ 碧空に ひらひらとさせながら はしゃいでいたね あの秋の日に過ごした 君との想い出は この黄金色の輝きとともに いつまでも 美しく心によみがえる し ず く