カイヤン二世
ファン登録
J
B
同じ写真ですが、もう1枚だけお付き合い下さい。m(_ _)m takuro.nさんに詳しく教えていただき、もう一度やり直してみました。 takuro.nさんの解説は私と同じような初心者の方にはとても勉強になると思います。 少しはマシになったでしょうか。
婆凡さん、こんばんは。ありがとうございます。 心強いです。1つ前の天の川のコメントを見ていただければ、おわかりいただけると思いますが、今までの処理はとんでもないことをしていたようです(T T) また0からやり直そうと思っていますので、これからもご指導のほど、よろしくお願いします。
2015年12月03日22時38分
これは丁寧に書かれましたね~ これだけ書くのは大変だったと思います。 それでは順番に、まず7の周辺減光補正前にカラーバランス調整はされたと思いますが、ここは納得いくくらい上手く出来たでしょうか。 周辺減光も光害カブリも厳密にはRGBごとに違います。 ですのでこの補正をする前に出来るだけ正しくカラーバランスを合わせ込んでおかないと逆にモザイク状にムラになってしまう危険があります。 そして周辺減光補正ですが、この画像を一見して四隅方向が明るいと感じないでしょうか。 今の人間はみんな写真を見慣れてるわけですが、その写真の多くには実は多かれ少なかれレンズの弱みとして周辺減光があり、無意識のうちにそれに慣れてしまってるので周辺が明るいと気が付きやすく不自然に感じやすいんです。 ですので勿論完全に平坦に出来るのが一番ですが、自信のないうちはちょっと控えめにした方が良く、そのためのコツとして周辺減光補正ダイヤログで下のグラフの山形のうち一番傾斜のなだらかなあたりに横線を合わせ込んでいくのがいいです。 そしてレンズによってはこの山形が端の方がいきなり傾斜が急になっている、つまり隅に行くと急に周辺減光がきつくなるという使いにくい性格のものも結構ありますが、この場合は先に傾斜の緩いところで1回補正して、その後もう一回ダイヤログ開いて残った傾斜の補正をするということをします。 普通は1~2回やればほとんどの周辺減光は補正出来ますが、慣れてきたらこれをR、G、Bそれぞれやることになります。 これが終わったらまたカラーバランス調整しますが、こうやって一つ補正処理が終わっただけでも補正前より特に左傾斜がスッキリまっすぐ立ってきてないでしょうか。 次にカブリ補正ですが、この画像見て上辺、特にちょっと左側が緑っぽく感じないでしょうか。 光害カブリは緑っぽく、低空被りは赤っぽくなることが多いので、今回の場合光害カブリは実は右上から左下ではなく、上から下に入ってたのではと思われます。 このカブリ補正ダイヤログの上のグラフの矢印をグルグル時計のように回しながら輝度傾斜の変化を下のグラフで見ていくわけですが、これが場合によってはものすごく難しいんです。 見方のコツとしては全体の傾斜角が強ければいいわけではなく、上下のギザギザの振れ幅が狭く、かつ傾斜角が上がったり下がったりせず一直線に近ければ近いほどより正解に近い場合が多いんですが、これとてギザギザが無くなることはありませんし、一直線というのも場合によっては分かりにくかったりしますので、撮影時の状況もよく思い出しながら試行錯誤していくしかありません。 私もへたくそで後のレタッチ作業に入って強調しだしてからやはりこれは違うのではと気が付き、またコンポジットしてあった画像まで戻ってやり直しということをここに上げてある画像1枚につき平均3~4回はやってます_| ̄|○ これも慣れてきたらR、G、Bそれぞれにやりますが、その場合もRGB全体での輝度の傾斜で方向を探して全てその方向に合わせて行います。 って、ここまで書いてきてこの次にオートストレッチが出てきたのに気が付きました(^◇^;) 最初にやるのはコンポジット後、周辺減光補正前です(^_^;) それにしてもオートストレッチにデフォルトなんてありますっけ?(‥;) これは自分で画像のどこかを指定しなければならないので同じになることなど無いはずで、何か勘違いがあるようですが(‥;) まあこれは前も書きましたがこの機能は必ずしも使わなければならないものでもなく、レベル調整でやれるようになればこの方がいいと思いますが(^_^;) そして勿論このカブリ補正が終わった時点でもまたレベル調整使ってカラーバランス調整やりますが、ここでも正しく出来ていれば周辺減光補正後にやったカラーバランス調整時よりもまた一段とヒストグラムの左傾斜がスッキリ立ってきているのを見ることが出来ます。 逆にそうなっていなければ、左傾斜が甘くなってしまったりしてたらこれは失敗したなと分かるというわけです(>_<) デジタル現像での輝星中心の飽和などだいぶ綺麗になってきましたが、まだ中間の明るさの星を見るとドーナツが残ってますので今少しの試行錯誤が必要でしょうか。 この12までがだいたい処理の前半部分、そのあとの色味やコントラストなどを好みに仕上げていくレタッチ作業のための元画像を作る段階というわけで、ここまでが上手くいっていればそれを保存しておくとあとのレタッチは幾通りも作ってみることも簡単に出来ますね(^。^) 続いてそのレタッチ作業部分ですが、トーンカーブとレベル調整で好みの色調に調整、とありますが、これはなんでしょうか(‥;) R、G、B個別に弄ってると
2015年12月04日08時53分
いうことでしょうか(‥;) RGBまとめて弄るのは輝度の調整、コントラストの調整になりますし、R、G、B個別だと色味の調整になりますが、色味の調整したい場合はこれだと影響が大きくなりすぎ、せっかく調整し続けて来たカラーバランスも崩れてしまいますので、StellaImageでやるならLab色彩調整か色彩強調マスクを試行錯誤した方がいいと思いますが、星雲写真でもない今回の画像の場合はそもそもあまり強調しなくてもいいんではという気もしますが、まあそこはレタッチの範疇ですから好みでしょうか。 あとスターシャープは非常に注意が必要です。 写真全般に言えることと思いますが、初心者ほどクッキリハッキリを求めてシャープ処理を使いがちと思います。 しかし後処理でのシャープ処理はやはり撮影で頑張ってシャープに撮ったものとは違います。 特に輝点ばかりの天体写真ではちょっとやりすぎるとあっという間に不自然になってしまいます。 天体写真ではどんな種類のシャープ処理でもちょっと強くかけると必ず恒星の周りに暗く縁取りが、リンギングと呼ばれる縁取りが出来てしまい、この効果で周りと隔絶されてハッキリ浮かび上がるわけですが、これは分かってる人が見るとすごく不自然になる場面があります。 まず一つはアンドロメダなど大きく明るい系外銀河を撮った場合。 そしてもう一つは天の河を撮った場合です。 アンドロメダ大銀河にしても天の河にしても恒星の集合ですから、その色味は恒星の一番平均的な色といっていいわけです。 その上に恒星が乗っている場合、色味がほとんど同じであれば恒星が浮かび上がるというより輝度的にはともかく色味的には埋没するような、溶け込むような表現になるのが自然です。 ところがシャープ処理が強くかかってると同じような色味の星がなぜか銀河や天の河の上にハッキリクッキリ浮かび上がって表現されるんです。 これが黒縁の効果で、分からない人にはすごくシャープで一見カッコイイ写真に見えますが、分かってる人にはああこれは単純にシャープを強く付けた素人写真ねと見えてしまうわけですね(^_^;) ウェーブレット変換でもそうですが、シャープ系の処理もとにかくやり過ぎないことが大事で、私は基本的にはここに上げてる写真ほとんどでシャープ処理はしてませんが、やる場合でも一見やったのかやってないのか分からない程度にとどめるのを基本にしてます(^。^) 以上、簡単ですが取り急ぎ気になった部分だけ(^^ゞ
2015年12月04日08時53分
takuro.nさん、こんにちは。お忙しい中、本当にありがとうございます。何とお礼申し上げて良いか…。そして、申し訳ありません。またチョンボをやらかしてしまったようです。 まず、「⑦の周辺減光補正前にカラーバランス調整はされたと思います」 → やっていません。オートストレッチもここではやっていません。いきなり周辺減光補正へ行ってしまいました。 次に、゜周辺減光補正ダイヤログで下のグラフの山形のうち一番傾斜のなだらかなあたりに横線を合わせ込んでいくのがいい。」 → これもできていません。 前回はギザギザの下の部分に合わせて過補正でしたので、今回はギザギザの上の部分に横線を合わせた後、左右の□をドラッグして左右のグラフの下がり具合に合わせました。「山形のうち一番傾斜のなだらかなあたり」がまだよく理解できていません。このレンズもおっしゃるように、グラフの左右が急に落ち込んでいます。ということは、2回連続で周辺減光補正を行っても良いということでしょうか? カブリ補正、これも完全に間違っていますので、もう一度やり直してみます。m(_ _)m オートストレッチも完全に使う場所が間違っていたようですね。デフォルト値というのは、数字がいくつか並んでいたのですが、その数字は触っていないという意味です。 デジタル現像、まだよくわかっておりません。特に色調強調マスクはRGBそれぞれにrgbsとチェックを入れる所がありますが、Rにはr、Gにはg、Bにはbを当てはめないと、変な色になるような気がします。 「トーンカーブとレベル調整で好みの色調に調整」というのは、全体的に青っぽくなったり、緑っぽくなったりするので、RとBのトーンカーブを触って色味を調整しました。その都度レベル調整しないと、ヒストグラムがズレるので、そこも弄りました。そしたら色味がまた変わるので、またトーンカーブをという具合に…。 スターシャープ、便利だなぁと思っていたのですが、そんな弊害があるとは…。しばらくは使わないでおこうと思います。 まだまだ、どころか、ちっとも進歩していませんね。申し訳ありません。 今から八塔寺に出撃の予定ですので、また、土日にでもやり直してみようと思います。 今後も見放さずに、よろしくご指導下さい。<(_ _)>
2015年12月04日16時59分
ダメです。。。ほぼ毎日やっていますが、アップできそうな画像になりません。周辺減光&カブリが酷いようで、中央部のバックがナチュラルグレーに近づいても、右下が紫がかったりします。
2015年12月07日19時01分
カイヤン二世
<処理の手順> ① ライトフレーム8枚をダーク減算 [バッチ][共通ダーク/フラット補正] ② ベイヤー・RGB変換 バッチ処理ができないので、1枚ずつ処理 ③ 8枚をコンポジット [バッチ][コンポジット]位置合わせ:自動 位置合わせ実行 ④ コンポジット 方法:加算平均(δクリッピング) しきい値:2.5 ピクセル補間:バイキュービック コンポジット実行 ⑤ 「①コンポジット完了時」のファイル名で保存 FITS形式 実数 32ビット ⑥ コンポジット前の8枚の画像を閉じる [RAWへの変更を保存しない] ⑦ 周辺減光補正 [ツール][周辺減光/カブリ補正]補正の種類:周辺減光 レベル値:グラフのギザギザの上側にラインを合わせる ⑧ カブリ補正 [ツール][周辺減光/カブリ補正]補正の種類:カブリ カブリの最大変化方向:右上←→左下 実行 レベル値:中心の□を下へドラッグ グラフの平均的なギザギザの上側に合わせ、ほんの少し右上がりに変更 実行 ⑨ 「②周辺減光カブリ補正完了時」のファイル名で保存 FITS形式 実数 32ビット ⑩ オートストレッチ デフォルト値で実行 ⑪ マトリクス色彩補正 デフォルト値 強さのみ「0.7」に変更して実行 ⑫ デジタル現像/色彩強調/ガンマ調整 以下の値で実行 [レベル調整]スライダーを調整してベガを飽和状態にする [デジタル現像] エッジ:「1」 色調強調マスク:R-r G-g B-b [ガンマ調整] ガンマ値:1.102 ⑬ トーンカーブ調整とレベル調整で好みの色調に調整 ⑭ スターシャープ 星像の大きさ:0.6 しきい値:15% 半径:1 ⑮ 「③完成」のファイル名で保存 FITS形式 実数 32ビット
2015年12月03日02時00分