岩魚
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J
B
いつだったか 暖かい春の昼下がり 君と見つけた水車小屋 ときどき ギーッと音を立てては 止まる羽車 僕たちは小屋の陰の 草の上に座って 静かな時を過ごした 訪れる人もなく ただふたりきり ときどき森の中から 小鳥たちが舞ってきて 囀りながら僕たちを見ていたね あれはまるで 夢の中のような出来事 君は尋ねた・・・ ねえ またここにくることがあるの・・・? 僕は応えた・・・ いつかまた・・
空色しずく
あたたかい春の昼下がり 優しい春の風がふんわりと 流れる中でそっと耳を澄ませば 水車小屋の カッタン コットンと 鳴る音だけが響き渡る あなたとふたりこの水車小屋の そばでそんな音を聞きながら 可愛い小鳥の歌声も一緒に 私たちの楽しいひとときが いつまでもここで流れていた ふたりに訪れたあの美しく いつまでも心に残る 夢のような春の日の想い出は 今でも私の心の中で あなたの優しい面影と 一緒に甦る ふたりきり またここで 素敵なひとときを過ごそうね ふたりだけの素敵な 想い出の場所でまたいつか・・・ そうね・・・ また・・・いつかきっとね・・・ し ず く
2015年11月16日15時11分