冬も近づき　秋の名残を探さんと野に出でし日犀川のほとりにて　その輝きを認む水面は空の碧を映しこみいっそうその碧味を増す土手の櫨は紅く染まり碧き景色に彩を添ゆる水の輝きを心に留めわれはそこを離れたり・・・　　　　　い　　わ　　な

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空色しずく

あなたと　一緒に眺めたこの川も　いつの間にか季節は流れ　秋の訪れこの川辺から煌めく川面を見ながら優しいあなたに手を引かれながらどこまでも歩いたあの春の日は　今でもふたりだけの　素敵な想い出私のちいさな手をあなたはしっかり握ったまま美しい碧空を見上げて私にそっと　囁いた君をいつまでも　離さないよだから　僕のそばにずっと　ずっといてこれからも　めぐる季節をふたりで一緒に過ごそう・・・季節は変わっても　ふたりの互いを想う心　愛し合う心はいつまでも変わらず永遠に流れる　この川のように美しくこれからも輝き続ける・・・　　し　ず　く

2015年11月08日19時58分