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夏の夜 ああ 疲れた胸の裡を 桜色の 女が通る 女が通る 夏の夜の水田の滓 怨恨は気が遐くなる ――盆地を繞(めぐ)る山は巡るか? 裸足はやさしく 砂は底だ 開いた瞳は おいてきぼりだ 霧の夜空は 高くて黒い 中原中也 『夏の夜』から