これからは、すばるが綺麗に撮影出来る季節となりますね!。

コメント2件

takuro.n

この写真、何か眠く感じないでしょうか。こういう星雲があるところを撮った写真ではある程度露出をかけるために本来完全な輝点である恒星像の中心部は真っ白に飛んでしまってます。ということはほんとはそこが真っ白に輝いて表現されていなければおかしいはずですが、この画像ではその白い部分の輝度がマックスになっていないので、妙に円盤状に肥大してその中心部はもうデータもなにも無い、つまり明らかに白飛びしてるのが分かるところが真っ白に輝くように表現されてないのがおかしく感じられるわけです。一枚の写真をコントラスト良く階調豊かに見せるためにはその写真の中で輝度の階調をJPEGなら0から255まで全て使い切ってやるのが最も効果的で美しいです。例えばこの画像のバックグラウンド、暗い部分の輝度が20～30くらいとします。星雲が50～100くらいとしましょう。そこで一番明るい恒星の中心部が255なら恒星が素晴らしく輝いて見えますし、それと対比して淡い星雲もより繊細に見えます。しかしこの画像だと恒星像の輝度が255まで上げられておらず、せいぜい200ちょっとくらいにしか見えません。その分恒星の輝き感もありませんし、星雲との輝度差も少ないためにコントラストもない眠い感じに見えてしまってるわけです。一枚の写真の中で最も明るい部分を真っ白に飛ばすことで階調を最も広く使い、結果的にバックグラウンドを切ってしまうこともなく、淡い星雲ももう少し持ち上げといった余裕が出てくるわけですね(^^ゞ

2015年11月06日20時29分