nicomanma
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砂漠の町に住む青年の仕事は、 我々のような観光客を砂漠1泊ツアーに連れて行くことだ。 トヨタのランクルで砂漠を走り、誰もいない場所を目指す。 日中は、慣れたハンドルさばきで砂漠のオフロードを楽しませてくれた青年は、 夕方、食事の用意を始めた。 焚き木の向こうに、青年の鋭い眼光がのぞく。 ふと、日々の生活の事を思ったのだろうか。 例外なく、誰にでも生活があるのだ。 この後、青年とお互いの故郷の歌を歌いあった。 ギャラリーは、野生のきつねだけだったけれど。