薩摩の鉄鐔です。 丸に十文字の島津家の紋を象った意匠。 時代を重ねたものだけが持つ味わいがあります。

コメント2件

Yagi-san

初めて鐔を見ました。 色から銅ではないかと推測いたしますが、金属同士が触れ合う場所は 硬度の異なる素材を使って刀身を痛めないようにしたりと、 とても細かい工夫がされているのですね。 こういう職人さんが魂を込めた物って、眺めているだけでも あっという間に時間が経ってしまうくらい好きです。 赤、黒の色合いや艶、質感など写真作品としてもお見事ですね。

2015年06月16日20時51分

Hayatonosuke

Yagi-sanさん 嬉しいお言葉、ありがとうございます。 刀身の柄の部分(茎・なかご)を通す穴(茎櫃・なかごびつ)にはYagi-sanさんの仰る通り、茎を傷めないための責金(せめがね)というものがつけられています。 そういう点に気がつかれるのは流石です！

2015年06月17日10時11分

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