モットフォトシ
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霧の中、健気に踏ん張る鉄塔兄弟。 ロボットであれ、何であれ、人間がつくるものには、いじましさがどこか滲む。 鉄塔ですら、こんなふうに人間っぽい。せっせと電気を送り、人の生活を支える。 以前、工場で忙しく働くロボットを見たとき、人間にしか見えなかった。 汗を掻いてるようにすら、見えた。 ところが、そこで働く人間はロボットのようだった。 無表情でパソコンに向かっていた。