目当ての生き物にも散々逃げられ、私は途方に暮れていた。 　とある渓流沿い。ふと見上げると、一輪の花が。その名を知ったのは、後のことだ。 　花にもいろんな表情があることを知った。 　川のせせらぎをゆりかごに、そっと咲き、枯れてゆく。 　幾世代にも渡って繰り返してきたのかもしれない。 　振り返ることを知らないそのうなじに、生き物すべてに共通する何かが見えた。

コメント2件

nshinchan

何か、絵画的と言うか自画像を見てる気分と言うか。。。 何か訴えるものがこの写真にはありますね。。。

2015年06月10日11時57分

モットフォトシ

nshinchanさん 見る人の中にある「何か」と響き合うのかもしれません。 謎めいていますが。 どうもありがとう。

2015年06月10日20時49分

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