たま407
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私のアグファのイメージは、えらく渋い発色をするマニア向けのドイツのカラーフィルムであり、そのメーカーでした。 しかし調べてみると、創業者が『夏の夜の夢』の作曲家メンデルスゾーンの息子だったり、“世界の黒澤”以上の評価を受けている小津安二郎監督が、カラー第1作の『彼岸花』から遺作の『秋刀魚の味』まで全6作をアグファカラーで撮っていたりで興味は尽きません。 このゾリナー50mmF2.8は暖色系で抜けが良く、30年前に愛用していたヤシカコンタックスのディスタゴンT*28mmF2.8を思い出しました。