そんな道ならぬ恋の主人公を両親とする子供の姿がこうなります。 名付けて、ヒダカエンレイソウ。最初に日高地方で見つかったためこの名になったとか。 紅く大きな花弁が特徴です。赤茶色の花弁を持つエンレイソウが全部ヒダカエンレイソウに 取って代られたら、群落の華やかさも今とは全く違うものになるだろうと思います。 でも、このハイブリッド・エンレイソウには種子による次世代へのいのちの受け渡しができません。種子による繁殖が出来ないようなのです。 必然的に、数が少なく希少価値の品種となっています。

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