廃遊園地。かつてはにぎわっていた過去と、ただひたすらそこにある現在の空気を意識して撮影しました。写真なのに、どこか作り物のような一枚をイメージして切り取りました。

この写真についてのプロからの講評一般公開

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講評者：HARUKI（日本写真学院講師） 講評カテゴリ：アーキテクチャ

この写真をパッと見た瞬間、すぐに「廃墟」というフレーズが頭の中を過ぎりました。そして後からタイトルとお書きになったキャプションを読ませていただいてから納得しました。どのくらい前だかわかりませんが、かつてはこのメリーゴーランドや観覧車はたくさんの子供たちやカップル、家族を乗せてみんなの笑い声や笑顔と共に回転したり動いていたんですよね。遊具が設置されていた場所そのものが終了してしまったのか、あるいは遊具だけが時代遅れになったり壊れてしまったりで、その役目を終えてしまったのでしょう。とにかく楽しかった想い出とともに悲しい記憶に変わってしまったのが今目の前にある姿カタチなのですね。「作り物」のようなイメージは充分に出ていますのでＹＯ.Ｋさんの思惑は成功ですね☆