冬に装填したフィルムをようやく使い切りました。いつもは、きれい、やノスタルジック、かっこいい、おしゃれ、なんかを意識しながら撮影している自分です。音楽で言えば、万人受けするようなキャッチ―な作品、みたいな感じ。このシリーズに関しては、特にきれいな女性もかわいい小物もなく、「海に生きる人たち」をテーマに撮影しました。レンズも、いつものツァイスではなく、オールドニッコールレンズを使用。なので描写も違うはずです。足が悪いおばあちゃん。向こうに旦那さんがいるらしく無理をし、歩いていました。すぐに引き返しました。

この写真についてのプロからの講評 一般公開

オンラインフォトスクール（トライアル期間）の受付は終了しました。
ご利用ありがとうございました。

講評者：鶴巻 育子（日本写真学院 講師） 講評カテゴリ：ピープル

コメントにあるように、かっこよかったりお洒落を意識しての作品ももちろん素敵ですが、このようなストレートな作品には、他にはない力強さがあると思います。この男性が何十年も見続けてきた海には、どんな歴史があったのでしょう。寒々しく寂しい風景に見えますが、その中にあたたかさが潜んでいます。

コメント4件

oldcat

こういう何気ない生活をしている人を撮るということは現在（いま）を生きる人々 の心象風景まで切り取っているということにもなるのでしょうね。 何年、何十年後には（当時の記録写真）になりますね。 街撮りの際には、さりげなく人々を写しこむようにしていますが、正面から人にカメラ向けるのは勇気がいりますよね。

2015年02月08日10時09分

岩魚

宮崎の鬼の洗濯岩にいったときの光景を思い出しました。 似ていますね！

2015年02月08日10時20分

joysic

テーマまで渋い感いっぱいです：）　

2015年02月08日15時07分

Rie*

写真らしくてとても良いですね。 良いシーンをそのまま撮っているから、大きな余韻を感じてずっと見ていたくなります。

2015年02月08日23時27分

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