毎日変わらぬ日々を送っている。そう思っているその感覚は錯覚だ。 本当は毎日違う日々を送っていて、勝手に脳内で似たようなカテゴリーに今日というメモリーを分類しているから、”同じ”なのだろう。 今いる風景を必至に見つめても、状況は変わらない。 思い返せば記憶に残っている情景なんてこれっぽっちも残ってなくて、空っぽの記憶の部分に、ただただ虚しくなるだけ。 でも自分は変わっている。 それは時が進んでいるから。 時の流れが寿命を縮めていく。 つまりそういうこと。 ２０１４年。 今日で終わる。

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