この村は急峻な崖を背にし、前をドルドーニュ川が流れるまさに要塞都市である。人口は４００人。１４世紀の百年戦争では隣村サルラの大司教がこの村のはずれに移り住んだと言われている。その時の住居が今でも村はずれにひっそりと建っている。現在は、川沿いの家々はレストランや土産物屋となり、川には観光船が行き来する観光地となっている。崖の中腹には真っ赤に紅葉した蔦の絡まるとんがり屋根の館が昔と同じようにドルドーニュ川の悠久の流れを見つめている。

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