seijinho
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イータカリーナ星雲
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B
人と写真をつなぐ場所
イータカリーナ星雲（NGC3372）とその周辺です。 改造したキスデジは赤外カットフィルターがなく、回析回避のためF値を大きくとりました。 Canon EOS Kiss DX改 EF85mm F1.8 USM + Astronomik CLSフィルター @ F10 ISO400 180s 22枚、ダーク1枚 、フラット1枚 アパートの窓から
takuro.nさん、いつもありがとうございます。（すみません、実は今初めて読んでいます。） 20年前ブラジルに来て、初めて見上げた夜空の南十字星に感動したことを思い出しました。 熱心に天体写真を撮る今になって、実は北半球のアンドロメダが羨ましいんですよ。 たぶん北が開けた土地に行けば見えるのでしょうが、この前やっとカシオペア星団を見つけたところです。 F値については、この時は実はピントの調整をしていなかったので、たぶん開放で無限遠のピントが合わない状態だったと思います。現在は六角レンチでセンサーの位置を調整したので大丈夫です。ただしこの次の投稿のとおり、F5.6でまだ星像が膨れてしまっています。それでやはり自分の機材ではF7.1程度以上絞る必要があるようです。 ダークはおっしゃるとおり、数が少ないとだめですね。この次の投稿でうまくいったのは、ライトの撮影の合間に時々ダークの撮影をして平均的な温度でのダークの取得を試みたことと、インターバルを１・２分取ったからでしょう。 takuro.nさんのおかげで早く上達しそうです。
2014年12月14日17時25分
ryomaypapa
kem.kem
takuro.n
羨ましい対象(^_^;) まずF値ですが、おそらくローパスまで外してしまったのでこのようにされたかと思いますが、天体ではモアレが現れる心配はほぼ無く、絞る必要は無かったかと思います。 天文ショップで売られる改造機もたいていローパスごと外してしまってますが、天体用途に使ってる限りこれで問題が起こることはありません。 それとダークですが、1枚では確実に逆効果で、バックグラウンドに引っ掻いたような筋状の線が全面に載ってしまってるのはまずこのせいです。 被写体を写したライトフレームを枚数重ねるのはランダムノイズを打ち消しあわせて低減するためです。 このランダムノイズは当然ダークフレームにも写ってます。 ライトの方はそれを平均化してあるのにダークでは平均化されずに輝度の高いピクセルがあった場合、それを減算すると逆に黒く穴のような状態になってしまうわけです。 ダーク減算は最初にライトもダークも1枚の状態でやるからと思いがちですがこれが勘違いで、ダークが1枚ということはどのライトフレームにも同じ所に黒い穴が出来るわけで、これを平均化しても消えることはありませんし、普通私たちの使うような赤道儀では22枚撮って全て位置ズレなくぴったり一致することはまず無く、たいていはシステムの撓みなどで数ピクセルずつくらいはズレていきますが、この時に黒い穴が連続してしまってこの画像のバックグラウンドのような状態になります。 基本はライトフレーム、ダークフレーム、フラットフレーム、全てのSN比を一致させることで、簡単に言えば枚数揃えるのが理想なんです。 しかし理想と現実はなかなか一致せず、実際にはダークフレームは4枚以上半分くらい撮ればそんなに実害はなく、逆にフラットフレームは枚数多ければ多いほど合いやすいということが起こります。 今回の場合はこれだけ絞ってあるとフラットはほとんど意味が無く、その効果を実感されるのはもっと明るい絞りで撮られたときですね(^。^)
2014年12月09日22時40分