たま407
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写真を撮っていると、後ろから30代の男女の観光客4人グループが「あれ何だ?」と大きな声で話しながらやってきました。 「妖怪?」「猫じゃない?」「これ何て読むんだ。ムテキ?」「キリブエだろ」 こんな無知な会話を聞かされると嫌気がさしてきます。 文豪・大佛次郎を知らなくても、横浜港を舞台にした小説『霧笛』を読んだことがなくても時代が違うから仕方ないけど、ガイド本にも目を通さないで横浜観光に来てるのか、君たちは。 それにしても猫を妖怪とは。大佛先生が怒るぞ。
たま407
Ukonさん コメントありがとうございます(=^・^=) 延べ500匹の猫の面倒を見てきた大佛先生ですが、遺書には「家で飼う猫は一匹にすること」と書いてあったそうです。 これは奥さんへの配慮からだったそうですが、奥さんがまた大の猫好きだったので、遺言を無視して大佛先生の死後も数匹自宅で飼っていたそうです。 若い人が古い小説を読まないのは仕方ないことだと思いますが、書店でガイドブックの立ち読みでもいいのに、簡単な調べごともしてこないのはとてももったいないことだと思うんです。
2014年10月12日23時52分